「本当に欲しいもの」を送り出すための企画開発会社

何が幸せなのか?

みなさま、こんにちは Toaki です。
今年も残り一ヶ月、師走の忙しさでお疲れではないでしょうか?
わたくしこと Toaki が皆様を癒して差し上げたいところですが、わたくしも何気に忙しい(笑)

「何が幸せなのか?」
突然な題名で失礼いたしました。
昨夜のディスカバリーチャンネルで 「エクストリームボディー」 という番組を見ていました。
ここでいう  “エクストリームボディー”  とは 「人体の平均値とは大きくかけ離れた体」 を意味するそうです。
アメリカ国内の低身長の方が数名紹介してました。
みなさん、低身長というハンディキャップを持ちながら、とっても前向。背が低いだけではなく、脊柱側わん症、脊柱管狭窄などの問題も抱えている人が多いこと。
その中で手術によって骨を伸ばし、身長を伸ばしていくという少年が登場しました。
多分のこの治療法は日本では考えられない(というよりか多分NOという答えが病院から出るんだろうなと)方法で行われていました。
それは骨を人工的に骨折させ、骨を伸ばしていくという方法。
人間の身体の治癒力は考えられないほど神秘的。
どうやって伸ばすの?と思うでしょうね。それはとてつもなく苛酷で激痛を伴う治療でした。
人工的に施術で足の骨を(大腿骨)を折ります。そしてわざと折れた骨と骨の間をあける。
勿論、足にはいくつもの金具が刺さっているのです。 (いま思い出しただけでも痛くなる感覚になる) 外側のネジを回し少しずつ皮膚と骨を伸ばしていく治療。生まれてから十何歳まで4回の治療を受け続けた少年の強さには頭が下がります。
最初は親が子供ためにと言って受けさせた治療法でしょうが、その後はきっと少年の 「普通の少年の身体に近づきたい、よくなるという可能性にかけたい」 強い気持ちには賞賛に値する価値があります。

この番組を見ていて思ったこと。

「何が幸せなのか?」 という言葉です。

この治療をTVで見ていた人たちの中に「こんな残酷な治療・・・」 と思う方も多かったことでしょう。
でもそれを受けている当の本人はとっても幸せそうなのです。
激しい痛みに耐え、ほんの少しだけの身長の伸び、それでも少年はその治療に満足している。
自分がこうありたいという姿、希望があればその痛みさえも耐えうる幸せがその先に待っているという究極の選択を見たような気がします。
本当の幸せとは何か?何を持って幸せというのか?その幸せを感じるためだったらどんな困難、痛みにさえも耐えるのか?と色々と考えさせられた一夜でした。