「本当に欲しいもの」を送り出すための企画開発会社

確立は50:50

皆さま、お久しゅうございます。
週末、ハメを外しすぎて不覚にも風邪を引いております。
遊んで、風邪を引く・・・人として反省しております。

今日は仕事とは全く違う話をひとつ。
為替、FX外為取引のはなし。
と言ってもFXを勧めるわけではなく、怖いんだよ~という話です。

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FX(外為取引)は、証拠金に対し、数10倍~100倍のレバレッジを
かけた先物取引が主!(先物と聞いただけで怖いですが・・・)

※レバレッジ=、保証金を担保にすることで、自己資本以上の金額の投資を行うことです。
自己資本に対して何倍の金額を取引するかを、~倍のレバレッジ、あるいは~%のレバレッジというように表現します。 レバレッジが効く取引としては、外国為替証拠金取引や、商品先物取引、株式の信用取引などがあります。

例えば相場が1日に0.5円(0.6%)動いても、50倍のレバレッジでの投機なら、元本(証拠金)に対する損益は50倍の25円(20%)になる。こうした高いレバレッジのFXトレーディングのため、金融機関やファンドだけではなく、世界の個人の売買が増えています。

ちなみに米国では、$1000の証拠金で、$5万を借りて売買ができます。かつては、ほぼ$100(100倍)が上限でしたが、今は50倍に規制されています。
日本では、FX業者によって異なりますが、預託した証拠金の50倍~200倍の金額の取引が可能です。危険な取引です。
しかし、レバレッジの大きさが、個人での外為売買が増えている理由です。一攫千金を狙う相場に集まる本性を、人はもっているということでしょうか・・・。

分かりやすくいうと・・・
ルーレットは、0から36の数字と00があります。合計で38個のマスです。33に張って当たると、掛け金の36倍になる。ルーレットは36倍のレバレッジの賭けと見なすことができます。
マスは38個です。当たる確率は36分の1ではなく、0と00があるので、38分の1です。1回賭ける度に、36÷38=94.7%に減ることになる。差額の5.3%が、胴元が得る手数料です。
もっと分かりやすくいうと、元金100円を、2時間で50回賭けるとどうなるか? 1回や2回は当っ
て、元金より増えるかもしれません。しかし結果は、0.947の50乗=0.066倍。100円が6.6円に減ってしまいます。100万円なら6.6万円です。これが、平均の想定損益です。

FXの、短期に激しく売買するレバレッジ取引は、36倍のレバレッジのルーレットに似ていますよね。FX業者に金利と手数料をとられるから。為替相場も、明日や来週の短期の動きでは、上がる確率50%、下がる確率50%のランダム・ウォークです。

ルーレットで、奇数・偶数に賭けることに似ています。奇数(明日、相場が上がる)に賭けても、偶数(相場が下がる)にかけても、当たる確率は、損得のない50%ではなく、18÷38=47.3%です。

1回につき、レバレッジをかけた、賭け金額の2.7%(0と00に入る確率)ずつ損をします。1万円が、確率的には9730円に減ります。理性(確率)で考えれば、レバレッジをかけたFXでの、短期の回転売買は、ほぼ必ず損をすると分かる。損をしない方法は、(誰にも、
必ず訪れる)元金より儲けたとき、やめることです。しかし、普通の人は、儲けたときやめることは、99%できないでしょう?

儲ける方法はあります。元金より儲けるまで、買い続けること、あるいは売り続けることのいずれかです。いずれも元手が必要。資産
がゼロになるか、大儲けかのいずれかです。確率は50%:50%。
はっきり言って、そう簡単には儲からないし、元手で生活費を稼ごうとか、ギリギリのお金でやりくりしようという安易な気持ちで手を出してはいけない代物だと思います。

つまり少額の資本で大きな取引できる。例えば、株式投資など他の投資において100万円を元手に投資を行う場合は、あくまでもその資本自体の金額分しか投資を行うことができません。しかし外為取引(FX)を利用すれば、同じ100万円でも10倍の1000万円分あるいは100倍の1億円分の取引が可能となる・・・普通に考えてもおかしな話です。
株もそうですが、やられるのなら、あぶく銭(損しても痛くも痒くもない人)あるいは、しっかりと為替や経済の知識を持ち、勉強しているに限ります。生活費を回してはダメですよ~。(遠くから叫んでみました!苦笑)

ところで、我が社の社長の禁煙驚くほど続いております。
まだ吸いたい気持ちは場面、場面であるようですが、最初の頃ようにキツさはない模様。おかげで一緒に食事出掛ける時に喫煙可能なお店を探さなくてもいいようになりました。
しかし、問題が・・・
性格が丸くなったようで、昔のようなキレや鋭さが感じられない・・・。う~ん、それが良いことなのか悪いことなのか?今は何ともいえません(苦笑)